草津温泉 湯畑草菴
大慈提三大和尚遷化
春暖の候、日々是好日合掌のうちにご精励のことと存じます。常日頃、当山護持のために御協力賜りましてありがとうございます。
さて当山28世大慈提三大和尚は明治四十三年に生を享けてより百一年の生涯を全うし、2月26日に永眠致しました。百一年の長きに渡り、多くの皆様に御交誼を賜りましたことを改めて深く感謝申し上げます。尚、別記の通り6月23日に執り行われます本葬儀に際しいろいろお世話になりますがどうぞよろしくお願い申し上げます。
(下記は大慈提三大和尚の遺偈になります)

住職として只管打坐(しかんたざ・ただひたすらに座禅すること)を精進し百二歳の大海に没在した。月に釣々雲耕す古風は水に映す月の如く夢幻の如く去来した。宗師の道に徹するに至らなかったことを慚恥している。老納得度の因縁を以って宗祖の具足を作し、大寂静中の境地である。
さて当山28世大慈提三大和尚は明治四十三年に生を享けてより百一年の生涯を全うし、2月26日に永眠致しました。百一年の長きに渡り、多くの皆様に御交誼を賜りましたことを改めて深く感謝申し上げます。尚、別記の通り6月23日に執り行われます本葬儀に際しいろいろお世話になりますがどうぞよろしくお願い申し上げます。
(下記は大慈提三大和尚の遺偈になります)

住職として只管打坐(しかんたざ・ただひたすらに座禅すること)を精進し百二歳の大海に没在した。月に釣々雲耕す古風は水に映す月の如く夢幻の如く去来した。宗師の道に徹するに至らなかったことを慚恥している。老納得度の因縁を以って宗祖の具足を作し、大寂静中の境地である。