昨日は当山で「得度式」を厳修致しました。「得度式」とは僧侶になるための最初の儀式で、一般的には寺院の子供が10歳ころに行います。私、副住職も昭和62年、10歳の時に得度致しました。 長男も今、ちょうど10歳です。
得度式では、出家して僧侶となる決意を問われます。次に、修行とはどういうことかを教わり、出家の決意をいたします。 髪の毛を剃る「剃髪(ていはつ)」の儀式が行われ、仏弟子としての名前(法名)と袈裟を授かります。そして、戒律を授かることで、修行者としての生活のあり方を教わります。こうして、いよいよ修行が始まるのです。

